ANAマイルをためる

ANAマイレージクラブカード・ANAカード・ANAマイレージクラブ機能付き提携カード

航空マイレージを効率よく貯めていくには、フライトでマイルを獲得していくのはもちろんのこと、数多くのカードの中から自分に最適の1枚を見つけて、上手に利用してマイルを獲得することが重要である。
こちらでは、スターアライアンス加盟のANA(2013年4月1日に全日本空輸株式会社からANAホールディングス株式会社へ商号変更)のマイレージを貯める基本となるカード、ANAマイレージクラブカード・ANAカード・ANAマイレージクラブ機能付き提携カードの特徴をご説明したい。

ANAマイレージクラブカードの特徴

ANAマイレージクラブカードには3種類あり、フライトによるマイルを貯めていくシンプルなカードが基本となっている。

・ANAマイレージクラブカードはANAマイレージクラブに入会し、承認されると発行される、ANAマイレージクラブで基本となるカード。大人から子供まで誰でも申し込みのできるカードで、クレジット機能は付与されていない。年会費や入会金は無料である。フライトのボーナスマイルや旅行傷害保険などは適用外である。

子供でも会員登録をすれば、ANAの飛行機に搭乗した際にマイルを獲得でき、ANAカード(クレジット機能付)を保有している家族のマイルに合算できる。家族でANAの飛行機に搭乗する際には子供もANAマイレージクラブに会員登録をすることをおすすめする。

ANAマイレージクラブカードでは、ANAの飛行機に搭乗すると、その距離に応じてマイルが貯まる他、ANA提携ホテルに宿泊した際にも利用金額に応じてマイルが貯まる。また、ANAマイレージモールでネットショッピングをすると購入金額に応じてマイルが貯まるのも嬉しい。

・ANAマイレージクラブEdyカード
上記のANAマイレージクラブカードにEdy機能を付けたカード。クレジット機能は無いが電子マネーEdyでの支払い200円に付き1マイルが積算されるのが特徴である。

・ANAマイレージクラブフィナンシャルパスカード
こちらは「スルガ銀行ANA支店」のキャッシュカード機能付のカード。クレジット機能は無いが、Edyの機能は付いている。給与振込やクレジットカードの自動振替の口座に指定すると、毎月の入出金に応じてマイルが貯まる。「スペシャルギフト付き定期預金」「マイル付き住宅ローン」など独自の特典やネットバンキングも利用でき、全国のATMも手数料無料で利用できるなど、ユニークな特典とサービスが見逃せないカードだ。

ANAカードの特徴

ANAマイレージクラブカードにクレジット機能を付けたものが、「ANAカード」である。

入会・継続時1,000マイル~10,000マイルや搭乗時に「区間基本マイレージ×10~50%など、ボーナスマイルと呼ばれるマイレージの付与特典があるので、ANAマイレージクラブカードよりもフライトでのマイルが獲得しやすいシステムになっている。(一部ボーナスマイルのないカードもあり)

また、クレジットカード機能でフライト代金やショッピング等、日常生活の代金決済に使用すると、クレジットカード利用代金に応じてクレジットポイントが付与され、クレジットポイントをANAマイレージに移行することができるのがクレジットカード機能搭載カードの特徴である。

ANAカードは一般カードの他、学生専用カード、ゴールドカード、プレミアムなど、年会費が無料のものから126,000円のものまで幅広くラインナップされており、VISAやマスター、JCB、ダイナース、アメリカン・エキスプレスなどのブランドから選択が可能だ。また各種電子マネーを搭載したカードもバラエティ豊富に揃っているので、日常生活の様々なシーンで利用しながらマイルを獲得していけるのが嬉しい。

カードによって、カードに付帯する旅行傷害保険の内容や専用ラウンジの使用、各種特典に違いがあるので、年会費やANAフライトの利用頻度、ショッピング等の限度額など様々な角度から自分に最適な一枚を探すことができるだろう。

ANAマイレージクラブ機能付き提携カードの特徴

みずほマイレージクラブカード(みずほ銀行)やヤマダLABI ANAマイレージクラブカード(ヤマダ電機)、PiPuCa ANAマイレージクラブカード(株式会社おきぎんジェーシービー)、JRタワースクエアカード ANA Kitaca(JRタワー)、JQ SUGOCA ANA(JR九州)、などがある。

それぞれのカードの基本的な機能に加え、ANAマイレージクラブの機能が付与されているので、それぞれに、個性ある内容のカードになっている。それぞれのカードで獲得したポイントをANAマイルに交換することが可能だ。

例えばみずほマイレージクラブカードではみずほ銀行口座のキャッシュカードとしての機能とクレジットカード機能、さらにANAマイレージクラブの機能、電子マネー楽天Edyの機能が一体化しており、ANAフライトのフライトマイルに加え、クレジットカード機能を使用した際に獲得したセゾン永久不滅ポイントや、電子マネーEdy利用で獲得したポイントなどもマイルに交換することができるといった具合である。

このように、ANAのマイルを貯めることのできるカードは種類がたいへん多く、選択肢もバラエティに富んでいる。ご自分の生活の中で利用頻度の高いカードを選択すれば、ANAのフライト利用が少ないユーザーでも十分にマイルを貯めていくことができるだろう。

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