ICカード乗車券・電子マネー「ICい~カード」
ICい~カードは伊予鉄道の電車やバスなどで利用できるICカード乗車券です。電子マネー機能もあり、タクシーや加盟店、自動販売機などでも利用できます。
電車やバスの利用では約10%の割引になります。
2004年に国土交通省の社会実験の一つとして、ICカードの実用化に向けての実証実験が松山市内の電車やバス、観光施設で始まりました。半年間で実験は終了しましたが、1年後の2005年8月23日から「ICい~カード」という名称でICカードを正式導入しました。交通利用にとどまらず、電子マネー機能も付帯されるようになりました。おサイフケータイでも使えます。(モバイルい~カード)
ICい~カードをもつ
- ICい~カード(無記名)
- 無記名タイプは大人用のみ。1枚2000円のうち、500円はデポジット。レギュラーカードのほか、坊っちゃん列車、マドンナバス、くるりんが描かれたデザインカードがある。
- ICい~カード(記名式)
- 大人用のほか、小児用、障害者大人用(障害者介護者用カード含む)、障害者小児用。1枚2000円でデポジットはない。こちらはレギュラーカードのみ。
- ICい~カード定期券
- 記名式ICい~カードには定期券機能を付加できる。電車とバスの乗り継ぎ定期を一枚にすることができる。デザインカードや無記名カードには定期券機能を付加できない。
- JALマイレージバンク伊予鉄い~カード
- JALマイレージバンクカードにICい~カード機能が付加された記名式カードである。発行先はJALのJMB事務局で、発行手数料500円がかかる。JMB伊予鉄い~カード会員の特典として、貯めたJALマイルをJMB伊予鉄い~カードへのチャージに交換できる。10000マイル→10000円分で、4月から翌3月までの1年間に2回(20000マイル=20000円分)まで交換できる。
(*なお、ANAマイルも同条件で記名式ICい~カードにチャージできる) - 愛媛FCい~カード
- 松山をホームにする愛媛FCファンクラブ会員カードとICい~カードが一体になったカード。2009年から無記名式のカードになったため、デポジット500円が必要になった。愛媛FC事務局に申込む必要がある。独自の「オレンジポイント」があり、スタジアム観戦や愛媛FC公式グッズ購入などでたまる。たまったポイントで、グッズ購入券などに交換できる。くわしくは、愛媛FCの公式サイト参照。
- モバイルい~カード
- おサイフケータイでICい~カードを利用できるサービス。ただし、NTTドコモの端末でのみ利用が可能。くわしくはモバイルい~カードのサイト参照。
- いよてつローズカード(ポストペイ)
- 伊予鉄高島屋が、日専連えひめと提携し発行するクレジットカード。年会費は本会員1050円。ICい~カード利用時の支払いは、ポストペイ(後払い)方式である。
利用可能エリア
- 伊予鉄道郊外電車(高浜・横河原・群中線)
- 伊予鉄道市内電車
- 伊予鉄バス一般路線
- 伊予鉄高速バス一部路線
- 伊予鉄タクシー
- 石崎汽船
- 中島汽船
- 伊予鉄会館
- 松山空港の一部売店
- いよてつ高島屋
- くるりん
など
坊っちゃん列車でももちろん利用可能 |
ICい~カードの使い方
利用する交通機関によって利用方法が異なるが、乗車時や降車時にリーダにタッチすることで精算ができる。
チャージする場所
販売窓口、市内電車内・バス車内、自動チャージ機、ICい~カード加盟店でチャージが可能である。
1000円単位で上限は30000円である。
ICい~カード加盟店にはこのようなのぼりも |