JAL国際線アップグレード特典
ハイグレードシートの快適性は抜群!
アップグレード特典とは、その名の通り、エコノミークラスからビジネスクラス、ビジネスクラスからファーストクラスというように、座席のグレードを上げる特典のことを指す。ただし、国内線はアップグレード特典の対象外。国際線という長時間のフライトを快適なものにするためのサービスと言えよう。
「いくら長時間とはいえ、せっかく貯めたマイルだし使うのはもったいない」と思う人もいるかもしれないが、ハイグレードシートの快適さを知ったら是非とも利用したくなるはず。というのも、ビジネスクラスのシートは前後の間隔が非常にゆったりとしており、背もたれを倒せるのはもちろん、レッグレストを伸ばせば足元も楽々。長時間のフライトでも足がむくんだりする心配は不必要だ。また羽毛布団やまくらも用意されており、ちょっとしたベッドのようにくつろぐことができるのも嬉しいサービスだ。
ハイグレードシートでは充実した機内食にも注目!
また、“ビジネス”の名が表す通り、座席にはパソコン用の電源にはじまり、オーディオや液晶テレビ、読書灯も設置されているため、快適な環境で仕事をしながらでもフライトが楽しめる。
さらにもうひとつ、機内食の充実ぶりも忘れてはならない。有名シェフの監修によるコース料理では、絶品のメイン料理だけでなく、魚沼産こしひかりや3つ星レストランでも使われているブランジェリー『メゾンカイザー』のパンが楽しめる。また、料理に合う日本酒やワインが多数用意されているだけでなく、アラカルトメニューが最大18食も用意されており、それぞれ好きなときに何度でも食べることができるのだ。
どれだけのマイルでアップグレードできる?
では具体的に、アップグレードするためにはどれだけのマイルが必要なのかを見ていこう。
目的地エリア | クラス | 日本 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
ソウル/プサン | Y→C | 20000 | |||||
C→F | − | ソウル/プサン | |||||
アジア1 ※1 |
Y→C | 20000 | 30000 | ||||
C→F | 40000 | − | アジア1 | ||||
グアム | Y→C | 20000 | 30000 | 30000 | |||
C→F | − | − | − | グアム | |||
アジア2 ※2 |
Y→C | 35000 | 45000 | 45000 | 45000 | ||
C→F | 60000 | − | 70000 | − | アジア2 | ||
シドニー | Y→C | 40000 | 50000 | 50000 | 50000 | 60000 | |
C→F | − | − | − | − | − | シドニー | |
モスクワ | Y→C | 40000 | 50000 | 50000 | 50000 | 60000 | 60000 |
C→F | − | − | − | − | − | − | |
ヨーロッパ ※3 |
Y→C | 55000 | 60000 | 60000 | 60000 | 70000 | 70000 |
C→F | 85000 | − | 90000 | − | 110000 | − | |
ホノルル | Y→C | 40000 | 50000 | 50000 | − | 60000 | 60000 |
C→F | 50000 | − | 60000 | − | 90000 | − | |
北米 ※4 |
Y→C | 50000 | 55000 | 55000 | 55000 | 60000 | 70000 |
C→F | 80000 | − | 90000 | − | 110000 | − |
(Y=エコノミークラス、C=ビジネスクラス、F=ファーストクラス)
※1アジア1…広州、上海、台北、大連、高雄、天津、北京、香港、マニラ
※2アジア2…クアラルンプール、ジャカルタ、シンガポール、デリー、ハノイ、バンコク、ホーチミンシティ
※3ヨーロッパ…パリ、フランクフルト、ロンドン
※4北米…サンディエゴ、サンフランシスコ、シカゴ、ニューヨーク、バンクーバー、ボストン、ロサンゼルス
国際線特典航空券の交換は往復が原則だが、アップグレードだけに関して言えば片道だけの交換も可能で、その場合は表の数字の1/2のマイルが必要となる。つまり、「片道だけしか乗らないけれど、その道中は快適に過ごしたい」という場合は、通常の航空券を購入し、マイルを使ってアップグレードするのが賢いマイルの使い方と言えよう。
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