フライトでためる

区間基本マイルプラスαに期待

そもそもJALカードとは、日本航空のグループ企業である株式会社ジャルカードが発行するクレジットカード。それに付随するマイレージサービスにおいてマイルを貯めるには、飛行機を利用するのが最もベーシックな方法である。

JALマイレージクラブの会員になると、搭乗した飛行機の距離(区間基本マイル)をベースにマイルが貯まる仕組みになっている。また、カードのランクや種類によってはプラスαのボーナスマイル(区間基本マイルの10〜50%)がもらえる。そのため、フライトだけの利用だとしても、マイルが貯まるスピードは意外と早く感じるものである。

飛行距離が長いほどマイルが貯まる

具体的にどれくらいのマイルが貯まるのかを説明する前に、航空券の種類によって積算マイルが変わるということを説明しておこう。航空券には、「普通料金」「割引料金」「ツアー料金」という3つの種類があり、普通料金で往復航空券を購入した場合は区間基本マイルの100%が付与されるが、割引航空券では同70%、ツアー料金では同50%と低くなっていく。逆に、ファーストクラス運賃では区間基本マイルの150%、ビジネスクラスでは125%と高くなるように設定されている。

当然だが、移動距離が長ければ長いほどもらえるマイルは多くなるため、国内線よりは国際線、アジアよりはヨーロッパ・アメリカへの便を利用した方がマイルはよく貯まることになる。

それでは、いくつか例を挙げて具体的なマイル積算数を見てみよう。

<JALカード普通会員の場合>※すべて東京(羽田・成田)発
  エコノミー運賃(50% エコノミー運賃(国内線は75%、国際線は70%) エコノミー運賃(100%) ビジネスクラス運賃(国内線はなし、国際線は125%) ファーストクラス運賃(国内線はなし、国際線は150%)
大阪(伊丹・関西) 168マイル 238マイル 308マイル
北京 788マイル 1050マイル 1444マイル 1772マイル 1970マイル
ニューヨーク 4043マイル 5390マイル 7411マイル 9095マイル 10780マイル

※すべて東京(羽田・成田)発
※ボーナスマイルは区間マイルの10%


<JAL CLUB-A会員の場合>※すべて東京(羽田・成田)発
  エコノミー運賃(50%) エコノミー運賃(国内線は75%、国際線は70%) エコノミー運賃(100%) ビジネスクラス運賃(国内線はなし、国際線は125%) ファーストクラス運賃(国内線はなし、国際線は150%)
大阪(伊丹・関西) 210マイル 280マイル 350マイル
北京 985マイル 1247マイル 1641マイル 1969マイル 2298マイル
ニューヨーク 5053マイル 6400マイル 8421マイル 10105マイル 11790マイル

※すべて東京(羽田・成田)発
※ボーナスマイルは区間マイルの25%

また、入会後初搭乗ボーナス、毎年初回搭乗サービスといった様々なキャンペーンからもマイルがもらえるため、年に1回でも利用すれば年会費に相当するマイルをもらえることになる。その他にもキャンペーンは年間に数回、様々に行われているので、逐一チェックすると良いだろう。

ワンワールド加盟によって大きなメリットが

JALはエアライン・アライアンスのワンワールドに加盟しているため、JALマイレージバンクの会員であれば、例えばキャセイパシフィック航空を利用してマイルを貯め、そのマイルを使ってカンタス航空の特典航空券に交換する、といったことが可能。ワンワールド加盟航空会社の便を利用すれば、JALマイルとして貯められ(交換率や特典に必要なポイント数などは、各アライアンス及びマイレージプログラムによって異なる)、ユーザーにとって大きなメリットと言えるだろう。

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