JALのネットワーク(国内線・国際線)

経営不振もどこ吹く風!?路線網・就航便数は日本一

アメリカの『Flight Stats社』が調査したところによると、2012年1月~12月にJALが運航した国内線・国際線の定時到着率(到着予定時刻通りに到着した便が全体に占める割合)は90.35%。この数字は世界の大手航空会社29社中堂々の第一位で、JALがいかに高い技術をもって、安全に運航しているか、その技術力とともに誇るべき点が、国内線・国際線ともに豊富な路線網と出航便数だ。

ひと昔前は、ANAとの比較で「国際線のJAL、国内線のANA」などと言われていたが、2002年にJAS(日本エアシステム)と経営統合したことで、国内線シェアでもANAに拮抗するように。もともと国際線でANAを圧倒していたぶん、国内線・国際線ともに路線網が充実する結果となった。

「1ランク上の最高品質」を合言葉にした手厚いホスピタリティが特徴

国内線は、東京・羽田空港を中心に、北は北海道・女満別空港から南は沖縄県・与那国空港まで、実に55にも上る都市で就航している。その数なんと16907便(2013年1月1日〜31日)。もちろん就航便数としてはトップの数字であり、利用者の多さを物語っている。

国際線に目を向けると、40の国と地域に乗り入れており、拠点となる空港は174箇所。オーストラリアに自社に運航便を就航させているほか、マレーシアやロシア、カナダなど、ANAなど他の航空会社が就航させていない国への独自の路線を持っている。就航便数は4027(2013年1月1日〜31日)で、こちらも日本最大の数字。さらに、2013年1月の成田-ロンドン線から「1ランク上の最高品質」というキャッチフレーズで、ビジネスクラスへのフルフラット座席導入をはじめ全クラスでサービスの向上に努めるなど、ホスピタリティを前面に押し出している。

各種キャンペーも多くフライトマイルの貯めやすさは随一

拠点空港の多さ、就航便数の多さが、フライトマイルの貯めやすさにつながるのは自明の理だ。自社便・提携航空便を問わず、ファーストクラス運賃は区間マイル150%、ビジネスクラス運賃は区間マイル125%、普通運賃は区間マイル100%。エコノミークラス正規割引運賃は区間マイル70%加算となっているだけでなく、JALでは定期的にダブルマイルキャンペーンを行なっているのが嬉しいサービス。通常のフライトマイルに加え、同数のマイルをボーナスマイルとして積算するなど、他社と比較しても手厚いサービスが期待できる。

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