ANAマイルを効率的に貯めるには

ANAカードの主なサービス

ANAマイレージクラブの会員であれば、誰でも貯めることができるANAマイル。貯めるならなるべく効率良くマイルを貯めていきたいもの。しかし、効率良く貯める工夫をしている方としていない方では当然貯まり方に大きな差が生じてくる。

こちらでは、ANAマイルを効率良く貯めていけるサービスが充実しているANAカード(クレジットカード)に注目してみたい。

ANAカードで効率的にマイルを獲得できるサービス内容

まず、一般的なANAカードのサービス内容のうち、マイルを効率的に貯められるサービスをご紹介しよう。

① ANAのフライト利用時にANAマイレージクラブカード(クレジットカード機能なし)よりもマイルが多く付与されるサービス。
② クレジットカードとして決済に利用した際に付与されるクレジットカード会社ポイントをANAマイルへ交換できるカードがある。
③ ANA提携店舗でのクレジットカード決済利用時にマイルが通常より多くプラスされるサービス(ANAカードマイルプラス)。
④ 家族のカードで貯めたマイルを合算して特典交換に使える(ANAカードファミリーマイル)。
⑤ ANAカードへの入会、継続でマイルが付与される。
⑥ ANAカードからEdy(電子マネー)へのチャージでマイルが貯まる。

ANAカード(クレジットカード)を持つことで最大でこれら6種類のマイルの貯め方ができるのだ。

では、次にこれらの詳しい内容をご紹介しよう。

① ANAマイレージクラブカードよりも多くのマイルが付与されるサービス
ANAに搭乗すると貯まる「フライトマイル」。ANAカード会員には通常のフライトマイルだけでなく、ボーナスマイルとして区間基本マイレージの10%から50%が付与されるサービスがある。

ボーナスマイルのパーセンテージはカードの種類(一般、ワイド、プレミアム等)によって異なり、同じフライトを利用しても、マイルの貯まり方に差が出てくるので、見逃せないポイント。
②クレジットカードとして決済に利用した際に付与されるクレジットカード会社ポイントをANAマイルへ交換できるサービス。
ANAカードを支払いの決済に利用すると、クレジットカード会社のポイントが貯まる。貯めたポイントをANAマイルに移行できるカードとポイントプログラムは以下の4つ。

ANA JCBカード:Oki Dokiポイントプログラム
ANA VISA/ANAマスターカード:ワールドプレゼント
ANAダイナースカード:ダイナースクラブリワードプログラム
ANAアメリカン・エキスプレス®・カード:ANAアメリカン・エキスプレスメンバーシップ・リワード®

それぞれのカードでポイントからマイルへの移行換算率や移行手数料は異なっている。飛行機の利用回数が少ないユーザーの場合は、ショッピングなどのクレジット決済で獲得するポイントでマイルを貯めていく率が高まる。それだけに、カード選びが重要になるだろう。

それぞれのカードの移行換算率や移行手数料お詳細については下記のサイトを参考にしてもらいたい。(http://www.ana.co.jp/amc/reference/tameru/more/anacard/03.html)
③ ANA提携店舗でのクレジットカード決済利用時にマイルが通常より多くプラスされるサービス(ANAカードマイルプラス)
「ANAカードマイルプラス」に加盟する店舗で対象商品を購入する際に、ANAカードでお支払すると、マイルが付与されるサービス。

通常のクレジットカード会社のポイントに加え、100円につき1マイル(200円につき1マイルの場合もあり)が自動的にANAマイレージクラブの口座に付与される。これらはクレジットカード会社ポイントとは異なり、移行手数料がかからないのも嬉しい。

「ANAカードマイルプラス」の加盟店は「セブンーイレブン」「スターバックス」「マツモトキヨシ」「コンタクトのアイシティ」「ヤマダモール」「トイザらスベビーザらスオンラインストア」「TSUTAYA オンラインショッピング」などを始め、ホテルや空港、駐車場、レンタカー等の旅行関連だけでなく、コンビニエンスストアや百貨店、各種小売店など多岐に渡るので、活用度も高い。

「ANAカードマイルプラス」加盟店は下記のページで確認が出来る。(http://www.ana.co.jp/amc/reference/tameru/more/anacard/04.html)
④ 家族のカードで貯めたマイルを合算して特典交換に使えるサービス。(ANAカードファミリーマイル)
18才以上の同居する家族(配偶者と一親等以内)で生計を同一にしている場合、ANAカードの本会員と家族会員カードを利用している家族のカードで貯めたマイルを、合算して特典航空券に交換できるサービス。(ファミリーマイルへの登録が必要)

一人ひとりの貯めたマイルでは特典交換マイルに足りなくても、家族で合算すれば足りるという場合は多い。バラバラで貯めるよりも断然貯まるスピードは速くなるので、ぜひ利用したいところ。

ANAファミリーマイルの詳細はこちら。
⑤ ANAカードへの入会、継続でマイルが付与される。
ANAカード(クレジットカード)には、入会や毎年のカード更新でボーナスマイルが付与される嬉しいサービスがある。

入会時と継続(更新)時に付与されるボーナスマイルは1,000マイルから10,000マイルまで、カードの種類によってそれぞれに設定されている。年会費などとの兼ね合いから、自分の利用スタイルにあったカードを選ぶと良いだろう。 (http://www.ana.co.jp/amc/reference/tameru/more/anacard/01.html)
⑥ ANAカードからEdy(電子マネー)へのチャージでマイルが貯まるサービス。
ANA JCBワイドゴールドカード、ANA ダイナースカード、ANAカード プレミアム他の対象カードからEdyへチャージをするとマイルが積算される。積算マイルは200円につき1マイル。
Edyを日常的に利用している方には見逃せないサービスだ。ただし、ANAカードの中でも対象となるカードが限定されているので、下記のページで必ず対象カードの確認を。(http://www.ana.co.jp/amc/reference/tameru/more/anacard/05.html)

マイルを貯めるだけじゃない。ANAカードのお得なサービス内容

ANAカード会員専用運賃「ビジネスきっぷ」

ANAカード会員だけが利用できるANAのフライト運賃設定がある。こちらの運賃は全路線に設定されており、割引運賃にも関わらず、マイルの積算比率が100%とお得度が非常に高い。

その上、当日でも予約便の変更が可能などの利用ルール上の優遇もあるのが嬉しい。

「IHG・ANA・ホテルズグループジャパン」宿泊割引サービス

ANAカード会員限定の宿泊割引が設定されており、ベストフレキシブル料金からさらに5%割引となるサービス。(利用除外日の設定あり)

ANAカード付帯傷害保険

ANAカードには海外旅行等での万が一怪我や病気などに対応する傷害保険が付帯している。
(ANA JCBカード ZEROは対象外)

各カードによって付帯する傷害保険の補償内容は異なる。補償内容等の詳細はこちらから確認を。

空港内、機内でのサービス

空港を利用する際にも、ANAカードで数々の優待割引を受けるチャンスがある。例えば全国の各空港内にある店舗「ANA FESTA」では1,000円以上のショッピングの際にANAカードを提示すると10%割引になる。

また、成田空港利用の際は提携駐車場のセントラルパーキング成田でANAカードを提示すると駐車料金が特別割引になり、マイルも貯まるサービスがある。(要予約)

これらはANAカードで支払決済をしなくても、カードの提示だけで優待を受けられるのが嬉しいサービス。

ANA国内線、国際線およびエアージャパン便の機内では、機内販売を購入する際にANAカードのクレジット決済を利用すると、10%割引になるので、ぜひ覚えておきたい。

「ANAショッピング astyle」での割引

ANAが運営するショッピングサイト「ANAショッピング astyle」では、支払にANAカードを使用すると7%割引に。

旅行商品の割引

ANAスカイホリデー(国内旅行)・ANAワンダーアース(海外旅行)・ANAハローツアー(海外旅行)のパッケージツアー商品を申し込みする際、代金が5%割引になる。(ANAカード会員本人のみ。同伴者は対象外)

いかがだろうか、ANAカード会員ならではの優待や割引は非常に種類が多く、利用できる機会が多いことがお分かりいただけただろうか。

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