ANAマイルをためる
暮らしで貯める
マイレージクラブの会員になったものの、飛行機を利用する機会が少なくて、なかなかマイルが貯まらない・・・そんな悩みを持つ方も多いのではないだろうか。一方、それほど飛行機を利用する機会も無さそうなのに、「マイルが貯まったから北海道へ行ってきた。」などと言う人もいる。なぜだろうか?
実際、出張が多いなどの理由で頻繁に飛行機を利用する人だけがマイルをたくさん貯めて、特典に交換しているかというと、そうでもない。
実はマイルをたくさん貯めている人というのは、日常生活の中でコツコツと貯めているパターンが多いのだ。
こちらでは、毎日の生活の中で無理なく、しかし確実にマイルを貯めていく方法をご紹介したい。
マイルを日常生活の中で貯める
マイレージというと、「飛行機」や「旅行」「クレジットカードでのショッピング」で獲得するものという固定観念がもたれやすいが、それ以外にもマイルを獲得できる機会はあちこちにある。
まず、単価の大きな出費をする予定がある時には、ANAマイルに提携している企業がないかどうかを考えて、候補の一つに入れるという発想をもってみたらどうだろうか。
住宅関連で貯める
例えば、マンションの購入や家の建設、引越しなどだ。これらは人生の中でも高額の資金を動かす一大イベントである。高額の資金が掛かるということは、獲得できるマイルが大きいということでもある。ANAマイレージクラブの場合、分譲マンション・分譲住宅の有名企業はほとんどが提携会社になっており、「住まい de MILE」ホームページに掲載されている物件(マンションや住宅)を購入時にマイルが付与される。付与されるマイルは「物件価格1,000円=1マイル(税抜・端数切り捨て。 1物件につき上限80,000マイル。)」だ。
マイルを獲得するためにマンションや住宅を選ぶという方はいないだろうが、もしいいなと思う物件がマイル付与の対象の物件だった場合には、機会を逃すのは惜しい。
引越しに関しては、アート引越しセンターや日本通運はじめ、大手引越し業者が提携会社に指定されており、「100円(税抜き)=1~2マイル」でマイルが付与される。
自動車関連で貯める
車を所有している方であれば、車関連の出費の際にもマイルの獲得につながる機会が無いかをチェックしてみよう。例えばガソリンの給油。ENEOS(JX日鉱日石エネルギー)やIDEMITSU(出光興産)ではANAカードで代金の決済を行うと通常のクレジットカード会社のポイントの他にANAマイルも獲得できる。獲得できるマイルはENEOSが100円(税込)=1マイル、IDEMITSUが200円(税込)=1マイルである。
また、車の車検や修理、中古車の買い取り、自動車保険などでも提携会社があるので、利用予定がある方はチェックしてみると良いだろう。
日々の支払で貯める
生活の中で、1回の金額は小さくても毎日のように利用するというサービスがあれば、それもマイルを獲得する機会になる。例えば主婦の方ではブルーチップを集めている方も多いだろう。ブルーチップも「ギフト件1枚(1ブック)=100マイル」に交換できるのをご存じだろうか。
日々使用している電話やインターネットのプロバイダでもマイルが獲得できるものがある。例えばNTTコミュニケーションズの「ポイントーク プログラム」には、各種サービスの利用金額に応じてANAマイルが獲得できる「ANAマイレージコース」があり、1年継続ごとに「継続ボーナスポイント」の付与もあるのが嬉しい。他にもAOLやSo-net、SpinNetや楽天ブロードバンドが提携会社になっている。
カード関連で貯める
毎日の生活に無くてはならない存在のクレジットカードの利用でマイルが貯まるということは、既に多くの方が実践されている王道ともいえる獲得方法である。ANAカードの中でもワイドゴールドカード、ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード、ANAダイナースカードはポイントの移行手数料が無料なのが嬉しい。
また、カードによって利用料金からのポイント、マイルへの移行換算率が違うので、年会費や使い勝手を考えて選びたい。
クレジット会社以外の企業が発行するカードでもポイントをANAマイルに交換できる場合がある。例えばタカシマヤカード、Tokyo Metro To Me CARD、出光カード、東京電力Switch!カード、日産カード、NTTグループカード、ゆうちょ銀行 JP BANK カード、JRタワースクエアカード ANA Kitaca他様々な分野で提携会社がある。
それぞれの提携会社ごとに積算されるポイントの条件やポイントからANAマイルへの交換方法などが設定されているので、興味がある方はぜひ一度どのような提携会社があるのかチェックしてみて欲しい。
毎日の生活で頻繁に利用している企業がANAマイレージクラブの提携会社だった場合は、その会社のポイントカードを作らないと損だ。
このように、日常生活の様々なシーンでマイルを獲得できる機会があることを意識してみると、無理なく無駄なくANAマイルを貯めていくことが可能になり、マイルを効率良く獲得して特典交換に到達する近道になるだろう。
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