駅ナカ商業施設取材記 「Dila(ディラ)三鷹」編
2007年12月16日、JR中央線の三鷹駅に駅ナカ商業施設「Dila(ディラ)三鷹」がオープンしました。リリース
オープン当日のテープカットセレモニーに行ってきました。
三鷹駅では、改札内に人工地盤を新設し、駅改札内コンコースを拡充することで、バリアフリーを実現させました。新設人工地盤部に「Dila(ディラ)三鷹」がオープンしました。
三鷹駅は玉川上水の真上にあることから、開発コンセプトは、『三鷹上水回廊〜毎日すてき・思わず立ち寄りたくなる駅のオアシス空間』だそうです。
正面エスカレーター横には、コンセプトをイメージした施設マップがあります。→
「Dila(ディラ)三鷹」には、駅ナカ初出店の「シェ・リュイ」や「QUEEN'S I」(QUEEN'S ISETAのコンパクトバージョン)など、15店舗が入居しています。(2008年3月には4店がオープン予定、最終的には計約25店が入居する計画)
入居テナントは、リリースをご覧ください。
駅ナカ施設ということで、Suica(PASMOも可)がもちろん利用できます。
Suicaが使えるということで、開業記念テープカットセレモニーにはSuicaペンギンも登場しました。
「Dila(ディラ)三鷹」の印象ですが、10月にオープンした「エキュート立川」や「グランスタ」(東京駅)と比べると、やや小規模でした。今後、駅ナカ間の競争も生まれてくるのでしょうか。とくに「エキュート立川」とは同じ中央線ですし。運営している会社も違うみたいなんですよね。(JR東日本のグループ会社ではあるのですが)
- 「Dila(ディラ)三鷹」
- アトレなどを運営する東京圏駅ビル開発株式会社
- ecute(エキュート) (大宮・品川・立川)
- JR東日本ステーションリテイリング
- グランスタ (東京駅)
- 鉄道会館
- KIOSKやNEWDAYS
- JR東日本リテールネット
「Dila(ディラ)三鷹」ぐらいの規模の駅ナカ施設は、中規模駅で今後増えていくかもしれません。バリアフリー化工事とあわせて、設置する可能性は高いでしょう。
もしそうなると、駅周辺の商業施設は差別化を図り、生き残りをかけて頑張らなければなりません。
2007年12月19日