JALグローバルクラブ

JALマイレージバンクのさらに上級の会員組織

JALカードに付帯されるマイレージサービスがJALマイレージバンクであり、その上級会員組織となるのがJALグローバルクラブ(以下JGC)だ。上級というだけあって、入会するための資格のハードルも高く設定されており、「JGC会員になりたい!」という目標を持つ人も少なくない。では、その資格にはどのようなものがあるのかを見ていこう。

入会するためのハードルは高め!?

まずは、1~12月の12カ月間に、FLY ON ポイントが50000ポイント(うちJALグループ便25000ポイント)以上、または50回(うちJALグループ便25回)以上かつ15000ポイント以上の搭乗実績があること。つまり、FLY ONプログラムで言うところの「JMBサファイア」以上のステイタスでないと入会できないということになる。

と同時に、JALカードのCLUB-A・CLUB-Aゴールド・JALダイナースのいずれかのカードに入会しておく必要も。CLUB-Aカードには10500円、CLUB-Aゴールドカードには16800円、JALダイナースでは23100円の年会費が必要なため、JGC自体の年会費は無料だが、実質的には年会費無料とは言いづらい。とはいえ、一度入会すれば、CLUB-Aカードより上級のカードを持ち続けることで、搭乗実績に関わらずJGC資格を継続できるという面も。資格を失効するのは、会員規約に違反等の行為があった場合か、または本人が死亡した場合くらいなので、言ってみれば半永久的な資格ということになる。

上級というだけあってサービスは至れり尽くせり

では、上級と称するだけのサービスとは、一体どのようなものなのだろうか。以下、国内線・国際線それぞれのサービス内容を見ていこう。

<国内線・国際線利用時>

ハイグレード仕様のサクララウンジの利用
優先空席待ち
会員専用予約フリーダイヤル
ボーナスマイルの付与(+35%)
手荷物の+20kg サービス(個数制限制の路線では+2個)
メンバーシップクラブCentury21への入会(入会金10500円、年会費36750円は必要)
毎年初回搭乗時のボーナスマイル(マイレージ積算対象運賃での搭乗時に3000マイル)

<国際線利用時>

優先搭乗
チェックイン時のファーストクラスカウンター利用
手荷物の優先引渡しサービス

<国内線利用時>

チェックイン時のJGCカウンター利用
手荷物の優先引渡しサービス
事前指定可能席の拡大
羽田空港国内線での専用検査場の利用
バーゲンフェアおよび先得、スーパー先得の先行受付

また、JALホテルズの割引やファーストクラス専用機内誌「AGORA」の送付といったサービスがある他、VIP用の空席を電話予約時に用意したり、予約時にJGC専用席を用意してもらえたり。ユーザーの“かゆいところに手が届く”柔軟なサービス内容は、まさに上級と言えるだろう。

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