ニューヨークの電子マネー・ICカード乗車券事情1

ボストンのCharlie CardニューヨークのMetroCardについて、現地取材記を中心に記事にしてきました。

ニューヨーク(電子マネー?)旅行のまとめとして、ニューヨークの電子マネー・ICカード乗車券事情について書きたいと思います。

ポストペイ型電子マネー

日本でいうポストペイド型電子マネーは普及していました。

規格はMasterCardの「paypass」AMEXの「expresspay」VISAの「Visa payWave」。どの規格とも小額(25ドル以下)の決済であれば、リーダにタッチするだけでサインレスで決済が可能になるようです。

日本のコンビニのような24時間オープンのファーマシー「duane reade」

上記3規格の共同端末を、24時間オープンのファーマシー「duane reade」で見かけました。

また、ボストンにあったセブンイレブンでも同様の端末を見かけました。

アメリカはクレジット社会といわれているように、小額決済でもクレジットカードやデビットカードが利用されています。
Edyのようなプリペイド型電子マネー(ICカード乗車券は除く)は導入されないと思います。
日本でいうところのポストペイ型電子マネーですが、クレジットカード・デビットカードの一つの決済方法という位置づけで非接触式ICカードによる決済が普及していくのではないでしょうか。

http://www.mastercard.com/us/personal/en/aboutourcards/paypass/index.html
https://www124.americanexpress.com/cards/loyalty.do?page=expresspay&source=search
http://www.usa.visa.com/personal/cards/paywave/index.html?it=c|/personal/index.html|Visa%20payWave

ニューヨークにもあったICカード乗車券「SmartLink」

ショックだったのですが、帰国後メトロカードやチャーリーを調べていた際、ニューヨークにもICカード乗車券が導入されていたことを知りました。
出発の1週間前に決めた旅行だったので下調べが不十分だったため後悔しています。

さて、ニューヨークでも利用できるICカード乗車券は「SmartLink」で、マンハッタンと対岸のニュージャージーを結ぶ「PATH(Port Authority Trans-Hudson:パストレイン」)に導入されています。

WTC PATH STATION

2007年7月2日から導入され、「SmartLink」の表面には自由の女神がデザインされています。
規格はチャーリー同様、Mifareだそうです。
http://en.wikipedia.org/wiki/SmartLink_%28smart_card%29

http://www.panynj.gov/CommutingTravel/path/html/smartlink/index.php

http://www.smartinsights.net/?2008/03/06/126-new-york-and-new-jersey-to-test-mastercard-payment
2009年から、PATHでもニューヨークの地下鉄と同様のトライアルをMasterCardと連携して実施するそうです。

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